看護師さんから
- 『心電図が読めない』
- 『心電図は難しい』
- 『・・・無言・・・』
よくこんな反応が返ってきます。
たくさん心電図の本を読んでも、講義を聴いても、目の前にある心電図が読めないのはなぜでしょう?
それは、『事件は現場で起きている』からです。
心電図は皆さんの顔と一緒で、正常範囲の心電図でも決して同じものはありません。
さらに言うと、同じ人の心電図でも、電極の貼る位置、記録した時間が異なれば、似ていても全く同じ心電図はとれません。
テキストの心電図をいくら覚えても直面している心電図と同じものは出てこないのですから、『心電図は難しい』となるのです。