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高カリウム血症の波形と特徴
- QRS波の幅が延長します
- P波は減高または消失します
- STは上昇します
- T波が増高(テント状T波)します
実際の心電図ではこのような波形を示します。
低カリウム血症の場合、実際の心電図ではこのような波形を示します。
血清カリウム値 (mEq/L) |
心電図の特徴 | |
高カリウム血症 | > 8.0 | |
7.0〜8.0 | ||
6.0〜7.0 | ||
5.0〜6.0 | ||
正常 | 3.5〜5.0 | |
低カリウム血症 | 2.5〜3.5 | |
1.5〜2.5 | ||
< 1.5 |
高カリウム血症診断のポイント
- QRS波幅の延長
- P波の減高または消失
- STの上昇
- T波の増高(テント状T波)
低カリウム血症診断のポイント
- U波の増大
- T波の平低化
- STの低下
- PQ時間の延長
●電解質異常と心電図変化
電解質異常の中でとくに、高カリウム血症(5.5mEq/L以上)と低カリウム血症(3.0mEq/L以下)は不整脈の原因となるので注意が必要である。
血清カリウム値 (mEq/L) |
心電図の特徴 | |||
高カリウム血症 | > 8.0 | |||
7.0〜8.0 | ||||
6.0〜7.0 | ||||
5.0〜6.0 | ||||
正常 | 3.5〜5.0 | 3.5〜5.0 | ||
低カリウム血症 | 2.5〜3.5 | |||
1.5〜2.5 | ||||
< 1.5 |
高カリウム血症診断のポイント
- QRS波幅の延長
- P波の減高または消失
- STの上昇
- T波の増高(テント状T波)
低カリウム血症診断のポイント
- U波の増大
- T波の平低化
- STの低下
- PQ時間の延長
●電解質異常と心電図変化
電解質異常の中でとくに、高カリウム血症(5.5mEq/L以上)と低カリウム血症(3.0mEq/L以下)は不整脈の原因となるので注意が必要である。